》会社概要提携グループお問い合せ  
ホーム 斎場案内 セットプラン メモリアル倶楽部 お別れのかたち ご葬儀の流れ お客さまの声 よくあるお問い合わせ ふるさとのお寺
 
 
メモリアルホールは
JECIA(ジェシア)認定の
5つ星葬儀社です。
 
メモリアルホールをご利用いただいたお客さまから寄せられたご意見です。
ご葬儀だけでなく、各種の特典があるメモリアル倶楽部。会員受付中です。
 
メモリアルホールへのお問い合せはまずよくあるお問い合せをご覧ください。
 
 
第1回:善福寺(松浦市今福町) 第2回:宝昌寺(松浦市志佐町) 第3回:護舜寺(松浦市調川町) 
第4回:東光寺(佐々町羽須和免) 第5回:光福寺(小佐々町楠泊免) 第6回:正福寺(佐々町口石免)
第7回:本立寺(小佐々町田原免
 第8回:是心寺(平戸市田平町山内免 
第9回:妙善寺(松浦市志佐町浦免) 第10回:宛陵寺(松浦市今福町仏坂免) 
第11回:浄土寺(松浦市星鹿町岳崎免) 第12回:圓福寺(松浦市御厨町西木場)
第13回:西雲寺(松浦市御厨町里免) 第14回:清浄寺(江迎町田ノ元免)
第15回:熊野神社(佐々町松瀬免) 第16回:延命寺(佐々町神田免)
第17回:三柱神社(佐々町羽須和免)第18回:圓成寺(松浦市志佐町浦免)
第19回:称名寺(小佐々町臼の浦)
第20回:淀姫神社(松浦市志佐町浦免)
 
 
 すっきりとしない冬の寒空が広がる12月下旬。どこか気ぜわしさを感じながらMR佐々駅前から国道204号線へ出ると家々の間に鳥居と参道があることに気づきます。綺麗に整備された参道は100メートル以上はあり、途中には小さな二の鳥居。その先、階段を上りきると拝殿と鳥居が現れます。ここが今回訪ねる三柱神社。北松地域でも2つしかない郷社の1つとして佐々町内外で広く信仰の中心となっている神社です。境内は静かで、年末年始のにぎわいのまえの静けさが漂っていました。
 現在、宮司を務めておられるのは三十六代目となる神田卓磨さん。若い頃は高校の教師をしておられたそうで、豊富な歴史の知識とともに取材が始まりました。
 三柱神社の創建は古く、貞元2年(977)埼玉県大宮市の氷川神社より三柱(三体の祭神)を分霊し、古川岳に祀ったことに始まります。その後、佐々川北岸、里村山王山、羽須和免大宮原そして羽須和免社ノ元へと遷座しました。その歴史は実に1030年にも及び、とても由緒ある神社なのです。
 三柱神社といえば「おくんち」。こちらも始まりは天養元年(1144)と860年以上の歴史を誇ります。秋の収穫祭を兼ねた伝統行事で、お旅所がある小浦地区では、演芸会や子ども相撲が催されます。神社離れ、宗教離れが進んでいる現在、どのように催されているのか伺いました。
「おくんちは宗教的な儀式というよりもすっかり地域の伝統行事として定着していて、子ども相撲には毎年150人ほどの小学生が参加しています。また、その日は学校が休みになるんです。それだけ神社が地域に根ざしているということですね。御神輿にも婦人会だけで100人ほどのお供があるんですよ。最近では還暦、厄除け、お日晴れなどの祈願をする時にだけ参拝する傾向があります。しかしおくんちなどの祭りには地域に根ざした伝統行事だけに皆さんが快く協力し、参加してくれています。これだけの規模になると各地区の総代さんを始め、地域の方々の協力なしにはとても運営できません。そこに神社としての宗教色を強く要求するのは無理がありますし、むしろ宗教色を出さずに、暮らしのなかに神社の行事が溶けこんでいることはとても喜ばしいことだと思っています」
 拝殿横の広場には砲弾を抱いた兵士の像があります。
「昭和七年(1932)勃発した上海事変で、攻めあぐねていた日本軍の進路を切り開くため竹製の爆弾筒を抱いて鉄条網に突入し、爆死した3人の兵士がいました。そのうちの1人が佐々町出身の北川丞(すすむ)伍長だったのです。戦後長らく東京・青松寺の地下室に眠っていましたが、町民の希望で昭和43年、こちらに移されました。台座に『平和之礎』と刻まれた銅像は町民の平和への願いがこめられたものなんです」
 素盞嗚命が主祭神のため第2次大戦中は戦勝祈願の参詣が多かったとか。しかしそれも千年の歴史から見れば微々たること。三柱神社はこれからも地域の暮らしに溶けこみながら、人々とともにゆったりと安らかな歴史を刻んでいくことでしょう。
 
 
この記事は平成19年1月21日発行のメモリアルだより(佐々版)第14号に掲載されたものです。
 
 
写真説明
(上)門松が飾られた境内は初詣客で賑わっていました
(中左)初詣で祈る人々
(中右)社宝の刀
(下)拝殿内はお祓いを受ける人、待つ人でいっぱいでした
※写真は新年の様子です
 
催事のご案内
●2月17日 祈年祭
○7月15日 祇園祭
●10月8〜9日 おくんち
○11月23日 新嘗祭
 
データ

名称:みはしらじんじゃ
主祭神:素盞嗚命(すさのおのみこと)
配神:稲田姫命(いなだひめのみこと)、大巳貴命(おおなむちのみこと)
住所:佐々町羽須和免四〇四
電話:62―2416

魔除、戦勝、五穀豊穣、商売繁昌、縁結び、夫婦和合などの御利益があります。

 
綜合葬社 メモリアルホール
中央葬斎 〒859-4507 松浦市志佐町庄野免153-25 TEL.0956-73-0002
松浦葬斎 〒859-4754 松浦市御厨町北平免241-1 TEL.0956-75-3500
田平葬斎 〒859-4807 平戸市田平町里免123-3 TEL.0950-57-0004
佐々葬斎 〒859-4507 北松浦郡佐々町沖田免81-2 TEL.0956-63-5533